記事一覧
南知多を変えた3人のヒーローを紹介!縦割り行政で感じたリアルな苦悩
「南知多町が南知多町とし生き残るためにはどうすればいいのか?」
その答えを求めて立ち上がった結果、まだ課題は残るものの、組織改革を進めることができた南知多町。やるべきことを自分たちの力で考えて、実行できるようになった。
ここで、これまで南知多が行った一連のプロジェクトについて、もう一度振り返っておこう。
組織が得た成果は大きかったが、望むような結果は得られなかったトップダウン型プロジェク
南知多町と職員の強固な連携が生まれた意外な提案とは?|すべての準備が整った南知多
大成功に終わったボトムアップ型プロジェクトリーダーの育成プロジェクト。
グッジョブ運動という新しい取り組みに挑戦した結果、26もの提案が出され、そのほとんどが実施に向けて動いたことは、南知多にとって大きな前進であった。
このグッジョブ運動、実は想定外の大きな成果を残していた。
その成果とは、町長と職員の信頼関係の構築だ。
グッジョブ運動のある提案について、町長は大反対をしていた。しか
横断的に調整するプロジェクトリーダーの誕生|南知多を変えたボトムアップ型プロジェクト推進とは
前回の記事で紹介したトップダウン型マネジメント能力向上プロジェクトの結果は、期待していたものに繋がらなかった。
この時、外部の河上氏を登用したにも関わらず、その機会を十分に生かすことができず、知識やノウハウの吸収ができないことに、南知多は悩んでいた。
トップダウン型プロジェクトについて振り返ったところ、幹部職員陣はプロジェクトを進めるというよりも、最高意思決定機関として位置付けていたので、組織
見えてきた、南知多が抱える組織問題の本質とは?|トップダウン型プロジェクトマネジメントの向上
「組織改革のためにまずは管理職の能力向上が第一だ!」
「プロジェクトマネジメントを向上して組織改革をしよう。」
このように意気込んで始めたトップダウン型プロジェクトマネジメントだったが、思うようには成果が得られず、組織改革の難しさを痛感した。
そして改革は、開始直後から3ヶ月間、完全に停止した。
【南知多町の組織改革4施策のうち、今回紹介するのは1つ目】
南知多はトップダウン型マネジメント能
縦割り行政を超えて実現した南知多の組織改革|見えてくる本質的な課題とは
名古屋市から1時間のリゾートと言われるほど、美しい風景に溢れている、南知多町をご存知だろうか?
日本の渚100選に選ばれている美しい白浜の「内海海岸」。
季節の花を楽しめる映えスポット「花ひろば」。
海の幸が豊富な離島「篠島」「日間賀島」。
南知多町の海岸沿いをドライブすれば、綺麗な夕日や富士山を見ることもできる。
美しく、魅力的な風景が溢れている町だ。
そんな南知多町の行政は、一時は行政特
幕末から明治にかけて大活躍!海の男の熱いロマンを感じる大豪邸
内田佐七って誰?伊勢湾と三河湾の2つの海に囲まれた、知多半島南端の南知多町。
東海地区でも屈指のビーチリゾートとして夏には大勢の観光客が訪れますが、南知多町で必ず行くべきスポットはビーチだけではありません!
特に歴史マニアや建物マニアにはたまらない大豪邸が残されているのです。
それは……、旧内田佐七家!!(ちなみに国の重要文化財)
そもそも「内田佐七って誰?」という人がほとんどかもしれませんが
社会課題を、ビジネスチャンスへ。南知多町が取り組む「持続可能なまちづくり」とは?
2015年に国連でSDGs(持続可能な開発目標)が採択されて以降、社会課題に対する人々の意識は高まっています。「健康や福祉」「海・陸の豊かさ」「住み続けられるまちづくり」など、身の回りには解決すべき課題がたくさんあります。
それは、南知多町も例外ではありません。知多半島の南部に位置する南知多町は、愛知県のリゾート地としての側面を持つ一方で、人口減少と高齢化の進行により、空き家問題をはじめとするさ